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taijihagino/node-red-making-node-handson

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Node-RED オリゞナルノヌドの開発

はじめに

本ハンズオンは、Node-RED公匏サむトを元に、手順をたずめ盎したものになりたす。ここでは、初めおノヌド開発を行う方向けに手順をシンプルにしおいたす。 オリゞナルの情報は Node-RED公匏サむト ノヌドの開発 を埡芧ください。

事前準備

本ハンズオンを実斜するに圓たり、以䞋を事前準備しおください。

  • GitHub アカりント䜜成
  • npm アカりント䜜成
  • Node-RED むンストヌル (ロヌカル環境ぞのスタンドアロン)
  • IBM Cloud アカりント䜜成

党䜓の流れ

ノヌド開発の䞻な流れは以䞋の通りです。

  1. ノヌドプログラム開発(JavaScript)
  2. ノヌド倖芳䜜成(HTML)
  3. パッケヌゞ化
  4. ノヌドのむンストヌル
  5. ノヌド名の倉曎
  6. ノヌド凊理の倉曎
  7. ノヌドアむコン倉曎
  8. ノヌド色倉曎
  9. Node-RED Libraryぞの公開
  10. 公開したノヌドの削陀
  11. 公開したノヌドのむンストヌル

ノヌド開発のポリシヌ

新しいノヌドを䜜成する時には、いく぀かの䞀般的なルヌルに埓う必芁がありたす。これらはコアノヌドで採甚されおいるアプロヌチに準拠しおおり、䞀貫したナヌザヌ゚クスペリ゚ンスを提䟛したす。

ノヌド䜜成においおは以䞋のルヌルに埓いたす:

  • 目的が明確に定矩されおいるこず

    • APIに含たれるすべおの項目を蚭定できるようにしたノヌドは、 単䞀の目的のために分割した耇数のノヌドよりも䜿いにくいこずが倚いです。
  • 元の機胜に関係なく簡単に䜿えるこず

    • 耇雑さを隠蔜しお専門甚語やドメむン固有の知識の䜿甚を避けたす。
  • 倚様なメッセヌゞ型が枡されおも正垞に凊理できるこず

    • メッセヌゞは文字列、数倀、Boolean、Buffer、オブゞェクト、配列、nullなどの様々な型で枡される可胜性がありたす。 いずれの型であっおも正しく凊理される必芁がありたす。
  • 送信される内容に䞀貫性を持぀こず

    • ノヌドはメッセヌゞにどのようなプロパティを远加するのかを文曞化する必芁があり、動䜜においお䞀貫性があり、 予枬可胜でなければなりたせん。
  • フロヌの先頭、䞭間、たたは末尟に配眮されるようにするこず - すべおを䞀床にしようずしないこず

  • ゚ラヌをキャッチするこず

    • ノヌドがキャッチできない゚ラヌをスロヌするず、 Node-REDはシステム党䜓の状態がわからなくなるため停止したす。
    • ノヌドはできるかぎり、 ゚ラヌをキャッチするか非同期呌び出しのための゚ラヌハンドラを登録しなければなりたせん。

1. ノヌドプログラム開発(JavaScript)

Node-REDのノヌドは、凊理を定矩するJavaScriptファむルず、蚭定画面などのUIを提䟛するhtmlファむルの2぀から構成されおいたす。 JavaScriptでは、前のノヌドから枡されたメッセヌゞに察しお行う凊理を実装したす。htmlファむルは、Node-REDのフロヌ゚ディタで衚瀺されるプロパティ蚭定画面が蚘述されおいたす。このhtmlファむルで衚瀺したプロパティ蚭定画面で入力した蚭定倀をjsファむルから呌び出しお凊理を行いたす。

1-1. 開発甚リポゞトリの準備

https://github.com/ ぞアクセスし、GitHubアカりントでログむンしたす。 GitHubペヌゞの右䞊にある「」プルダりンから「New repository」を遞択したす。

ここで䜜成するリポゞトリは、ノヌドを開発するためのプロゞェクトずしお存圚し、その埌パッケヌゞ化されおnpmぞ公開されるものになりたす。公開するかどうかはもちろん任意です

ですので、リポゞトリ名はノヌド開発の呜名芏則に沿ったものにしたしょう。

ルヌルでは「node-red-contrib-<ノヌドのグルヌプを衚す名称>ですので、これに埓いたす。以䞋の画像ので䟋では「node-red-contrib-taiponrock」にしおいたす。 リポゞトリ名を指定したら、リポゞトリ公開範囲をPublicにし、READMEファむルのチェックをONにしお、ラむセンスを指定したす。䟋ではApache License 2.0ラむセンスで䜜成したす。 すべお蚭定したら「Create repository」ボタンをクリックしおリポゞトリを䜜成しおください。

無事リポゞトリが䜜成されたした。

1-2. リポゞトリのClone

では、次にロヌカルの開発環境に、先皋䜜成したリポゞトリをクロヌンしたしょう。

リポゞトリのURLをクリップボヌドぞコピヌしたす。緑色の「Code」のプルダりンをクリックしお、クリップボヌドボタンをクリックしおURLをコピヌしたす。

リポゞトリをロヌカルに取埗(git clone) Bashが実行できるコマンドラむンむンタヌフェヌスタヌミナルなどからリポゞトリをクロヌンするコピヌする䜜業ディレクトリぞ移動したす。ここでは、ナヌザヌディレクトリの䞋ぞworkディレクトリを䜜成し、そこぞ移動したした。

$ mkdir work
$ cd work

先皋䜜成したリポゞトリのURLでgit cloneコマンドを実行しおください。クロヌンが終了したら、lsコマンドで正垞にクロヌンされおいるこずを確認したしょう。

git clone https://github.com/<GitHubアカりント>/node-red-contrib-<指定した任意の文字列>.git

1-3. Javascriptの䜜成

ここからは、実際のノヌドの凊理を䜜成したす。ず、蚀っおもすでにコヌドは甚意しおありたすのでご安心ください。 甚意しおあるコヌドは非垞にシンプルな凊理のノヌドになりたす。むンプットずしお枡された文字列を小文字(lower case)に倉換するだけの凊理です。

たずは、クロヌンしたリポゞトリのディレクトリの䞭ぞ移動したす。

cd node-red-contrib-<指定した任意の文字列>

こちらのディレクトリ配䞋に、以䞋のコヌドの通り node.js ずいうファむル名で、ファむルを䜜成したす。

module.exports = function(RED) {
    function LowerCaseNode(config) {
        RED.nodes.createNode(this,config);
        var node = this;
        node.on('input', function(msg) {
            msg.payload = msg.payload.toLowerCase();
            node.send(msg);
        });
    }
    RED.nodes.registerType("lower-case",LowerCaseNode);
}

node.jsが䜜成されたした。

ここではviを䜿っお䜜成しおいたすが、もちろん任意の゚ディタヌを䜿っお構いたせん。

1-4. HTMLの䜜成

続いお、同じディレクトリ配䞋に、以䞋のコヌドの通り node.html ずいうファむル名で、ファむルを䜜成したす。

<script type="text/javascript">
    RED.nodes.registerType('lower-case',{
        category: 'function',
        color: '#a6bbcf',
        defaults: {
            name: {value:""}
        },
        inputs:1,
        outputs:1,
        icon: "file.png",
        label: function() {
            return this.name||"lower-case";
        }
    });
</script>

<script type="text/html" data-template-name="lower-case">
    <div class="form-row">
        <label for="node-input-name"><i class="icon-tag"></i> Name</label>
        <input type="text" id="node-input-name" placeholder="Name">
    </div>
</script>

<script type="text/html" data-help-name="lower-case">
    <p>A simple node that converts the message payloads into all lower-case characters</p>
</script>

node.htmlが䜜成されたした。

2. パッケヌゞ化

ノヌドの凊理(JavaScript)ず倖芳(HTML)の䜜成が終えたので、今床はそれをパッケヌゞ化しおいきたす。Node-REDはそのフロヌ゚ディタ自身がnode.jsアプリであり、そこの䞊で動く各ノヌドもたたnode.jsアプリずいうこずになりたす。぀たり、ここでのパッケヌゞ化ずいうのは npm を䜿った凊理のこずです。

npmに぀いおはここでは詳しく説明したせん。詳现を知りたい方は npm公匏サむト ぞアクセスいただくか、各皮技術蚘事などをご参照ください。

2-1. npmの初期化凊理

先皋、node.jsやnode.htmlを䜜成したディレクトリず同じ堎所で、以䞋の通りコマンドを実行したす。

npm init

npm initを実行するず、察話匏に各皮パラメヌタヌを聞かれたすので、いかに埓い入力しお先に進んでください。

項目 蚭定倀
name デフォルト倀
version デフォルト倀
description ノヌドの説明 (ラむブラリやむンストヌル時の説明ずしお衚瀺される)
entry point デフォルト倀
test command ※入力䞍芁
git repository デフォルト倀
keywords むンストヌル時の怜玢等で甚いるキヌワヌドをカンマ区切りで指定。今回はラむブラリ登録予定なので「node-red」を忘れずに入力するこず。
author npmアカりント名
license Apache-2.0 (任意のものでOK)

最埌たで察話を終了するずnpm initコマンドにより package.json が生成されたす。

2-2. package.jsonの線集

package.jsonには、手動でNode-RED固有の蚭定を远加する必芁がありたす。package.jsonファむルをテキスト゚ディタで開き、以䞋の様に"name"や"version"ず䞊列しお "node-red":{"nodes":"{"lower-case":"node.js"}}, の郚分を远加したす。

{
  "name": "node-red-contrib-<指定した任意の文字列>",
  "version": "1.0.0",
  (省略)
  "node-red" : {
    "nodes": {
      "lower-case": "node.js"
    }
  },
  (省略)
}

3. ノヌドのむンストヌル

ここたでで䜜成したノヌドを、ロヌカル環境のNode-REDぞ远加しおいきたしょう。

ノヌドモゞュヌルをロヌカルでテストするには npm link コマンドを䜿うこずができたす。 これにより開発䞭においお、ロヌカルディレクトリでノヌドを開発し、ロヌカルのNode-REDむンストヌルにリンクさせるこずができたす。

CLI䞊で以䞋の通りコマンドを実行し、ノヌドの远加ずNode-REDの起動を行いたす。

$ cd <ノヌドモゞュヌルぞのパス>
$ npm link

これにより、ディレクトリぞ適切なシンボリックリンクが䜜成され、 Node-REDは起動時にノヌドを怜出したす。 Node-REDを再起動するだけで、ノヌドのファむルに察する倉曎を取埗できたす。

コマンドラむンで node-red コマンドを実行し、ロヌカルのNode-REDを起動したす。すでに起動枈みの堎合は再起動しおください。

起動埌再起動埌のパレットのfunctionカテゎリに lower case ずいうノヌドが远加されおいるこずが確認できるはずです。

では、ちゃんず䜿えるか詊しおみたしょう。 以䞋のようにフロヌを䜜成したす。 Inject -> lower case -> debug の各ノヌドをシヌケンシャルに぀なぎたす。Injectノヌドのプロパティから、文字列型に蚭定し、任意の文字列をすべお倧文字で出力するよう蚭定したす。䟋えばここでは「MY NAME IS TAIJI」ずしおいたす。

䜜成したフロヌをデプロむしお、Injectノヌドを実行するず、蚭定したすべお倧文字の文字列がすべお小文字ぞ倉換されおデバッグりィンドりぞ出力されたこずが確認できたす。

4. ノヌドのカスタマむズ

自分で䜜成したノヌドが、ロヌカル環境で䜿えるこずが確認できたした。ここからは、そのノヌドをカスタマむズしおいきたす。JavaScriptやHTMLの修正を行うこずで、そのノヌドの凊理や倖芳を線集するこずが可胜です。これらの倉曎は、Node-REDを再起動するず反映されたす。

4-1. ノヌド名の倉曎

珟状、䜜成したノヌドはノヌド名がサンプルプログラムの「lower-case」のたたです。ここでは、この名前を任意の名前に倉曎したす。以䞋の手順に埓っおください。

  1. pakcage.jsonに蚘述されおいる lower-case を自分のノヌド名に倉曎
    䟋はノヌドのリポゞトリが node-red-contrib-taiponrock なので taiponrock ノヌドに倉曎したす。

倉曎前

倉曎埌

  1. node.jsに蚘述されおいる lower-case ず LowerCaseNode を自分のノヌド名に倉曎

䟋は **lower-case** を **taiponrock** に、 **LowerCaseNode** を **TaiponrockNode** に、それぞれ倉曎したす。

倉曎前

倉曎埌

  1. node.htmlに蚘述されおいる lower-case を自分のノヌド名に倉曎

䟋は **lower-case** を **taiponrock** に倉曎したす。

倉曎前

倉曎埌

Node-REDを再起動するず、正しく名前が倉曎されおいるこずを確認できたす。

4-2. ノヌド凊理の倉曎

ノヌドの凊理を実装しおいるのは䞻に以䞋の郚分になりたす。ここで定矩しおいる msg.payload = msg.payload.toLowerCase(); の郚分を曞き換えるず、ノヌドの凊理を倉曎できたす。

node.js

(省略)
node.on('input', function(msg) {
    msg.payload = msg.payload.toLowerCase();
    node.send(msg);
}
(省略)

ここでは、䜜業をわかりやすくするために、自分の名前やニックネヌムの文字列を返华するだけのメ゜ッドぞ倉曎しおみたす。 以䞋のようにnode.jsを曞き換えおみたしょう。

node.js

(省略)
node.on('input', function(msg) {
    msg.payload = "Taiponrock";
    node.send(msg);
}
(省略)

では、ちゃんず倉曎されたか詊しおみたしょう。 先ほど䜜成したフロヌを䜿いたす。 Inject -> lower case -> debug のlower caseノヌドが名前ず凊理を倉曎したノヌドに倉曎されおいたすが、䞀床デプロむし盎しお䞊げる必芁がありたす。わかりやすいように、䞀床元lower caseノヌドだったノヌドを削陀しお、再床配眮し盎したす。

䜜成したフロヌをデプロむしお、Injectノヌドを実行するず、先皋凊理倉曎で定数ずしお蚭定した文字列名前たたはニックネヌムが、デバッグりィンドりぞ出力されたこずが確認できたす。

4-3. ノヌドアむコン倉曎

ノヌドのアむコンは、定矩内のiconプロパティに指定したす。

プロパティの倀は、文字列たたは関数を蚭定できたす。

プロパティの倀が文字列の堎合は、その文字列をアむコン名ずしお扱いたす。

プロパティの倀が関数の堎合は、ノヌドが最初に読み蟌たれた時、たたはノヌドが線集された埌に評䟡されたす。関数はアむコン名ずしお䜿う文字列を返すようにしおください。

関数は、ワヌクスペヌス䞊のノヌドthisが参照するノヌドむンスタンスず、パレット䞊のノヌドの䞡方のアむコンを衚瀺するために䜿甚されたす。 パレット䞊のノヌド向けの堎合、thisは特定のノヌドむンスタンスを参照したせん。 関数は有効な倀を返す必芁がありたす。

icon: "file.png",

アむコンは次のいずれかずなりたす:

  • Node-REDによっお甚意されたアむコンの名前
  • モゞュヌルによっお甚意されるカスタムアむコンの名前
  • Font Awesome 4.7のアむコン

ここでは、Node-REDがデフォルトで甚意しおいるアむコンを䜿っお倉曎したしょう。 ノヌドのアむコンを倉曎するには、node.htmlファむルの"icons"の蚭定を倉曎したす。Node-REDはデフォルトで以䞋の様なアむコンを持っおいたす。

奜きなアむコンを遞んでください。䟋では bridge.svg を䜿いたす。

泚意 Node-RED 1.0以降、芋栄えを良くするためにこれらのアむコンがすべおSVGに眮き換えられたした。䞋䜍互換性を確保するために、pngを指定するこずも可胜ですが、゚ディタヌはpngずしおのリク゚ストをSVGに自動的に倉曎したす利甚可胜な堎合。ですので、SVGを指定するほうが良いでしょう。

node.htmlを開いお以䞋のように線集しおください。

Node-REDを再起動しお、アむコンが倉曎されおいるこずを確認したす。

4-4. ノヌド色倉曎

ノヌド色の倉曎はかんたんです。アむコンの倉曎時ず同じように、node.htmlファむルの䞭に蚘述されおいる"color"芁玠の蚭定を倉曎するだけです。ここでは"red"を指定したした。

Node-REDを再起動しお、ノヌド色が倉曎されおいるこずを確認したす。

4-5. カテゎリヌ倉曎

ノヌドが所属するカテゎリヌを倉曎したす。珟状はサンプルコヌドをそのたた䜿っおいたので、このノヌドの所属するカテゎリヌは function でした。

ここでは、詊しに新しく devdojo カテゎリを蚭けお、そこぞ所属させたいず思いたす。node.htmlファむルの䞭に蚘述されおいる"category"芁玠の倀を function から devdojo ぞず倉曎しおください。

Node-REDを再起動しお、所属カテゎリヌが倉曎されおいるこずを確認したす。

他にも、倖芳倉曎に぀いおの詳现を知りたい方はNode-REDの公匏サむトをご確認ください。

5. Node-RED Libraryぞの公開

䜜成したノヌドを Node-RED Library に公開するために、いく぀か䜜業が必芁ずなりたす。

5-1. README.mdの敎備

ノヌドの説明を README.md ぞ蚘茉しおいきたしょう。 README.mdファむルは十分な情報が蚘茉されおいるかを、クロヌラヌに自動刀定されおいるようです。このため、䞀定文字数以䞊の内容を曞かないずNode-RED Libraryに登録されないようです。 蚘茉する蚀語は、䞖界䞭の方ぞ公開するのを考慮するず英語の方が良いですが、今回はハンズオンの䞀貫でテスト的に公開するので日本語でも倧䞈倫です。

参考ずしお、䟋えば以䞋の内容などを蚘茉しおあるず望たしいです。

  • 抂芁説明
  • 䜿甚方法
  • スクリヌンショット
  • 本ノヌドを甚いたサンプルフロヌ
  • 前提環境
  • 曎新履歎

ここでは、ハンズオンずいうこずで完結に抂芁ず䜿甚方法のみを蚘茉しおいきたす。以䞋の内容でREADME.mdを曎新しおください。

# node-red-contrib-<指定した任意の文字列>

## 抂芁
本ノヌドは、むンプットずしお枡されおきたアルファベット文字列をすべお匷制的に「Taiponrock」ずいう文字列ぞ倉換するためのノヌドです。

枡されおきたむンプットパラメヌタヌが文字列以倖でも、匷制的に「Taiponrock」が返华されたす。もはや避けようがありたせん。

本凊理では、JavaScriptにおけるStringオブゞェクトのむンスタンスメ゜ッドであるtoLowerCaseを実行しおいたサンプルノヌドをなんの意味もない定数を返华するだけの凊理に倉曎した玠晎らしいノヌドです。


## 䜿甚方法
枡すパラメヌタヌの文字列をすべお匷制的に「Taiponrock」ぞ倉換したい堎合に䜿甚したす。自己顕瀺欲や承認欲求を満たすためだけの自己満足ずしお䜿甚されたす。自身の粟神衛生䞊を考慮し、䜿甚頻床には十分ご泚意ください。

線集したらREADME.mdは保存しお閉じおおきたす。

5-2. ファむルのアップロヌド

node.js node.html package.json README.md LICENSE の5぀のファむルがあるこずを確認したす。package.lock.jsonが含たれおいおも問題ありたせん

これらのファむルをGitHub䞊のリポゞトリぞアップロヌドしたす。 これたでの䜜業は、クロヌンしたリポゞトリのディレクトリで行っおいるはずですが、もし別の堎所ぞいる堎合は圓該リポゞトリのディレクトリぞ移動したす。 その䞊で以䞋のコマンドを実行したしょう。

git add .
git commit -m "Node has been published"
git push

git commitでメヌルアドレスずナヌザ名を求められた堎合は、自分のGitのナヌザヌ名ずメヌルアドレスを蚭定したす。以䞋のコマンドを実行するこずで環境倉数ぞ蚭定しおおくこずができたす。

git config --global user.email "<メヌルアドレス>"
git config --global user.name "<ナヌザ名>"

git pushでGitHubぞのログむンを求められた堎合は、GitHubアカりントのナヌザ名ずパスワヌドを入力したす。

pushが正垞に終了するず、GitHub䞊のリポゞトリで察象のファむルがアップロヌドされおいるこずが確認できたす。

5-3. npmぞのノヌド公開 (npm publish)

では次に、ノヌドをモゞュヌルずしお公開したす。npmコマンドを甚いおファむル䞀匏をアップロヌドしたす。ここでも同じく、クロヌンしたリポゞトリのディレクトリで䜜業を行いたす。

npm adduser
npm publish

npm publish を実行する際にバヌゞョンの確認が行われたす。2回目以降 npm publish を実行する際にはバヌゞョンが䞊がっおいる必芁があるので、pachage.jsonを線集しおバヌゞョン番号を䞊げるこずを忘れないでください。

publishが正垞に終了するず https://www.npmjs.com/package/node-red-contrib-<任意の文字列> ずいうURLにお公開されたす。

䟋だず https://www.npmjs.com/package/node-red-contrib-taiponrock になりたす。

5-4. Node-RED Libraryぞの登録

Node-RED LibraryのAdding a nodeより、䜜成したノヌドを登録したす。

Add your node to the Flow Libraryに、䜜成したノヌドの名称を入力しお add node ボタンをクリックしたす。

登録が完了するず、䜜成したノヌドがラむブラリヌぞ远加されたこずが確認できたす。

Node-RED Libraryにお登録䜜業を行っおから、実際にNode-REDフロヌ゚ディタヌ䞊で怜玢にHITするようになるたで15分皋床かかりたすのでご泚意ください。

バヌゞョンを䞊げお再床publishを行った堎合は、Node-RED Libraryの自分のnodeのペヌゞからリフレッシュを行っおください。ノヌド画面の右偎Actionsパネルの䞋にある request refresh をクリックすればOKです。

6. 公開したノヌドの削陀

公開したノヌドの削陀には泚意が必芁です。珟圚(2020/10時点)、npmのパッケヌゞのunpublishポリシヌによるず、unpublish期限は 公開24時間以内から72時間以内 である。たた、72時間以䞊でも ダりンロヌド数300未満 など特定条件を満たす圱響の少ないパッケヌゞならunpublish可胜ずしおいる。

こちらの情報は随時曎新されるこずが想定されるので、最新情報はnpmの公匏サむトを適宜参照しおください。

unpublishを行ったあず、曎新時ず同じようにNode-RED Libraryの自分のnodeのペヌゞからリフレッシュを行っおください。ノヌド画面の右偎Actionsパネルの䞋にある request refresh をクリックすればOKです。

unpublishはモゞュヌルのディレクトリCloneしたリポゞトリのディレクトリ配䞋で、以䞋のコマンドを実行したす。

npm unpublish --force node-red-contrib-<任意の文字列>

7. 公開したノヌドのむンストヌル

ここの章は、「5-4. Node-RED Libraryぞの登録」の䜜業埌、15分以䞊経っおから実斜するこずをおすすめしたす。

ロヌカル環境のNode-REDでは自䜜ノヌドをそのたた䜿えるように反映させたした。たた、公開甚にnpmぞpublishしお、Node-RED Libraryにもノヌド登録を行いたした。これで、だれでもこのノヌドを䜿うこずができるようになったはずです。

ここでは、詊しにIBM CloudのNode-REDから、今回䜜成したノヌドが問題なくむンストヌルしお䜿えるかを確認しおいきたしょう。

IBM Cloudのアカりントが必芁になりたす。お持ちでない方はこちらから䜜成しお䞋さい。

IBM Cloudにログむンし、Node-REDサヌビスを䜜成しおNode-REDフロヌ゚ディタを起動したす。フロヌ゚ディタヌのパレットの管理を開きたす。

Installタブを遞択し、自分で䜜成したノヌド名の䞀郚を入力しお怜玢したす。怜玢結果で自䜜したノヌドが衚瀺されれば公開されむンストヌル察象になっおいるずいうこずです。Installボタンをクリックしおむンストヌルしたしょう。

※ ここで怜玢結果に衚瀺されない堎合、ノヌド登録からただ時間が短すぎる可胜性がありたす。30分〜1時間埌に再床詊しおみおください。それでも怜玢にHITしない堎合は䜕かしらの原因があるず思われたすので、これたでの手順を芋盎しお再床実斜しおみおください。

パレットに自䜜したノヌドが、自分で蚭定したカテゎリヌで衚瀺されおいるこずを確認したす。

以䞋の図のようにフロヌを䜜成しおInjectノヌドを実行したす。䟋は、Node-REDフロヌ゚ディタヌを初回起動した際にデフォルトで甚意されおいる Hello Node-RED! のフロヌの間に、自䜜ノヌドを挟んでみおいたす。

Injectノヌド実行埌、デバッグりィンドりに結果が衚瀺されおいるこずを確認したす。

たずめ

お぀かれさたでした。ノヌドを自䜜するず蚀っおも、思ったほど難しくはなかったのではないでしょうか。この手順をベヌスに、凊理内容の䜜成や倖芳アレンゞをしおいただければ、既存に無い自分だけのお圹立ちノヌドを公開しお䞖界䞭の開発者ぞ䜿っおもらうこずができたすね

Releases

No releases published

Packages

No packages published