google-home-voicetext-docker

google-home-voicetextを動かすためのDocker環境です。

参考URL

https://github.com/sikkimtemi/google-home-voicetext

事前準備

VoiceTextのAPIキーを取得

下記URLから無料利用登録を行い、APIキーを取得してください。

https://cloud.voicetext.jp/webapi

Firebaseの秘密鍵を取得

Firebaseのコンソールで設定（歯車アイコン）->プロジェクトの設定->サービスアカウントを表示し、新しい秘密鍵の生成をクリックしてください。

ダウンロードしたJSONファイルをfirebase.jsonにリネームし、Dockerfileと同じパスに配置してください。

また、「Admin SDK 構成スニペット」のNode.jsに記載されたdatabaseURLの値を控えておいてください。

Cloud Firestoreに連携用フィールドを作成

FirebaseのコンソールでCloud Firestoreを開き、コレクションを追加をクリックし、コレクションIDにgooglehomeと入力してください。

ドキュメントIDにchant、フィールドにmessageと入力して保存してください。

google-home-voicetextはこのフィールドを監視し、入力された言葉をGoogle Homeで再生します。

ルールは下記のように設定してください。

service cloud.firestore {
  match /databases/{database}/documents {
    match /{document=**} {
      allow read, write: if false;
    }
  }
}

設定ファイル(.my.env)の準備

.my.env.sampleをコピーして.my.envにリネームしてください。

下記を参考に値を設定してください。

変数名	説明
TZ	タイムゾーン
VOICETEXT_API_KEY	VoiceTextのAPIキー
WIRELESS_IP	Dockerを動かすホストのIPアドレス。複数のIPアドレスが存在する場合は、Google HomeからアクセスできるIPを記述する。
GOOGLE_HOME_IP	Google HomeのIPアドレス
FIREBASE_DATABASE_URL	「Admin SDK 構成スニペット」のdatabaseURLの値
FIREBASE_SECRET_KEY_PATH	この値は変更しないでください。
VOICETEXT_SPEAKER	話者一覧を参照(https://cloud.voicetext.jp/webapi/docs/api)

Dockerコンテナの起動

$ docker-compose up -d

動作確認

同一ネットワークからAPI呼び出しを行う場合は以下のようにします。

$ curl -X POST -d "text=こんにちは、Googleです。" http://{DockerのIPアドレス}:8080/google-home-voicetext

Firebaseから呼び出す場合は、事前準備でCloud Firestoreに作成したgooglehome > chant > messageフィールドに日本語を入力してください。

Google Homeから入力した言葉が聞こえたら成功です。

Dockerコンテナの終了

$ docker-compose down