任意形状立体フレームの弾塑性解析ソフトSNAP ver.8をPythonで動かして、パラメトリックに解析を行うためのライブラリ
SNAPがバージョン8にアップデートされ、バッチファイルから解析を回すことができるようになりました。 snap-controllerは、これを利用してPythonからパラメトリックな計算をするために、
- Pythonからバッチファイルを実行
- 解析結果の取得
- SNAPファイルの書き換え
といった作業を支援するためのライブラリです。
- SNAP version8
- Python3.8+
名称 | 内容 | 備考 |
---|---|---|
snap_exec | バッチファイルを作成して、SNAPを回す | |
Updater | s8iファイルの書き換え | |
UpdateConfig | Updaterのコンフィグタイプ | |
Result | 解析結果の取得 | |
ResultConfig | Resultのコンフィグタイプ |
- このリポジトリをクローンや、zipでダウンロード(ダウンロードはこちら https://github.com/adc21/snap-controller/releases)
- controllerフォルダを自分のプロジェクトのルートディレクトリに追加
- 以下のように呼び出す
from controller import snap_exec, Updater, UpdateConfig, Result, ResultConfig
詳しくは以下のexample.pyを参照してください。
snap-controllerを使用したコードの例として、example.pyを用意しています。
使い方は、
- example.pyファイル内の
SNAP_WORK_DIR_PATH
を、使用しているパソコンのパスに書き換える。 - snap-controllerのルートディレクトリで、
python example.py