ラズパイと学習リモコンを使ったIoTリモコン

はじめに

このプログラムを動かすにはMQTTブローカーと、コントローラとなるアプリが必要です。 また、本プログラムはGo言語で動かしますので、Go言語がインストールされていることを確認して下さい。

• MQTTブローカー MosquittoをUbuntu 18.04にインストール
• リモコンアプリ(Android版)

ハードウェア

• Raspberry Pi
• 学習リモコンモジュール : ADRSIR

※学習リモコンの対応Raspberry PiにRaspberry Pi Model B+／Raspberry Pi 2 Model B／Raspberry Pi 3 Model Bとありますが、Raspberry Pi 4でも可能です。

インストール方法

ダウンロード

まずはプログラムをダウンロード。

$ go get github.com/Yosh0124/home-remocon-raspberrypi

設定

ますはsample.envのファイル名を.envに変更し、ファイルの中身をご自身で立てたMQTT Brokerの設定に合わせて修正して下さい。 例えば、

MQTT_USER=username
MQTT_PASSWD=password
MQTT_HOST="wss://mqtt.example.com:8083"

のような具合です。

次に、ビルドします。

ビルド

$ cd $GOPATH/src/github.com/Yosh0124/home-remocon-raspberrypi
$ go build

$ go run

できちんと動作すれば成功です。

自動起動

以下のようにSystemdで自動起動するようにします。

$ sudo nano /etc/systemd/system/home-remocon.service

そして、ファイルを以下のように設定します。

[Unit]
Description= launch home remote controller
After=syslog.target network.target

[Service]
WorkingDirectory=/home/pi/dev/src/github.com/Yosh0124/home-remocon-raspberrypi
ExecStart=/home/pi/dev/src/github.com/Yosh0124/home-remocon-raspberrypi/home-remocon-raspberrypi
Restart = always
Type = simple
User=pi
[Install]
WantedBy = multi-user.target

そして、サービスを起動します。

$ sudo systemctl start home-remocon.service

以下のコマンドで正常に起動していることを確認します。

$ sudo systemctl status home-remocon.service

問題なく動いてたら自動起動するように有効化します。

$ sudo systemctl enable home-remocon.service

以上です。