氏名のグリフをWebfontサーバーに要求する場合、氏名そのものの文字列を引数として要求してしまうと、その要求自体が個人情報に該当してしまう。そこで前後の順番をバラバラにした上で氏名と関係ない漢字をランダムに挿入することによって匿名化することが考えられる。WebfontサーバーをGoogle FontsやエッジCDNなどの個人情報を扱う前提ではないエンドポイントで実行する場合に、一定のリスク軽減策になるかも知れないので、とりあえず試してみる。 名前に使わなさそうな字に間に氏名漢字が埋もれても目立つので、JIS第一水準を目安にありがちな文字を混ぜるようにする。そうすると今度は珍しい異体字が浮き上がってしまうので、ありがちな異体字をいくつか混ぜるようにする。
コマンドラインで実行する場合、originalNameを編集した上で、下記のように実行する。関数として利用する場合は、obfuscated関数を呼び出す。
deno run gra.js