BUILD_MACOS.md

macOS 版 Momo をビルドする

まずは Momo のリポジトリをダウンロードします。

git clone git@github.com:shiguredo/momo.git

macOS 12

事前確認

Momo をビルドするためには、Xcode をインストールし、最低１回は起動してライセンスに同意しておく必要があります。 現時点では、開発ツールのスタンドアローンインストール（/Library/Developer/CommandLineTools にインストールされるもの）はサポートされていません。 詳細は、次のリンク先をご覧ください。

https://bugs.chromium.org/p/chromium/issues/detail?id=729990#c1

開発マシンがどちらを使っているかは xcode-select --print-path で確かめることができます。 Xcode のものが利用されている場合は、次のような出力になります。

$ xcode-select --print-path
/Applications/Xcode.app/Contents/Developer

ここでは AppStore から Xcode をインストールしたケースを想定しています。 もし Xcode の beta 版をインストールしている場合は、/Applications/Xcode.app の部分を適宜読み替えてください。

スタンドアローンインストールされたものが利用されている場合は、次のような出力になります。

$ xcode-select --print-path
/Library/Developer/CommandLineTools

この場合、次のコマンドを入力し、ビルド前に使用される CLI のパスを切り替えてください。

sudo xcode-select -s /Applications/Xcode.app

CMake

ビルドには CMake 3.16 以上が必要になります。

Homebrew が入っている場合は brew install cmake するか、あるいは公式サイトからダウンロードして PATH を通しておいてください。

ビルド方法

build ディレクトリ以下で ./build.sh macos_arm64 と打つことで Momo の macOS 向けバイナリが生成されます。

./build.sh macos_arm64

中間ファイルのクリーンアップ

ビルド中にできた中間ファイルを削除するには、次のようにターゲットを指定して ./build.sh --clean macos_arm64 を実行することでクリーンアップできます。

./build.sh --clean macos_arm64